家電には様々な理由で新品と変わりない状態であるにもかかわらず、新品の価格よりも安く売られているものがあります。そういった商品には、安値の理由を示すために名前がついています。たとえば、アウトレット品という名前が挙げられます。アウトレットとは、一部に問題があり、まったく問題がない商品として売り出すことはできないものの、商品の内容自体は限りなく普通の新品と同様というものです。
アウトレット扱いになる理由としては、収納箱がつぶれるなどして破損してしまった、商品の表面上に傷がついてしまったといったものがあります。アウトレットと同様に家電量販店でよく見かけるのが、展示品というものです。これは、商品の見本として箱から取り出して店頭に置いてあった商品のことで、通電されて、客に触られていることもあるので、アウトレット品と比べると中古に近いものですが、付属品は使われずに新品と同じ状態のことが多いです。展示品より更に中古扱いされるものの、見た目などは新品とあまり変わらない状態で売られるものとして、メーカー再生品があります。
これは、なんらかの理由で客から返品された商品をメーカーがチェックし、問題があった部分を修正して、再度売りに出したものです。返品の理由としては初期不良が多いですが、そのほかにも、客の知識不足で使えなかった、あるいはほんの少しだけ傷があったといったものもあり、その場合、家電として使うにあたってはなんの問題もない商品を格安で購入することができます。
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