一般の住宅向けではなくオフィスとかお店などで使うことを想定した業務用エアコンももちろん販売されていますが、その費用はどのようになっているのでしょうか。そもそも家庭用と業務用エアコンがどのように異なるかと言えば、その最大のポイントはパワーです。住宅向けは、最近では広いLDKがあることが当たり前のようになってきましたから、昔の家屋のように6畳や8畳程度の広さで使えれば十分ということはなくなり、その2倍程度の広さがあっても十分快適に過ごせるくらいにパワーのある製品もありますが、それでもその程度までに留まります。ところがオフィスや店舗では、もちろん小規模なものもいくらでも存在しますが、一般家庭のLDKなどよりはるかに広いスペースを持つこともいくらでもあります。
そういう場合、家庭向けくらいのパワーを持つ機種を複数台設置すれば良いかというと、それはちょっと無茶というものです。そもそも広いスペースの場合は壁が少ないことを意味しますから、壁掛け型の製品では設置場所に乏しいです。費用的にもパワーに乏しい製品を多数設置することは無駄だろうと理解できるでしょう。そういう意味で、より強力な製品が業務用エアコンとして販売されており、確かに単価だけを見ると費用は家庭向けよりは高いのですが、パワーの違いを考えるとむしろコストパフォーマンス的には優れた製品となっていることが普通です。
オフィスなどにはそのような製品を選ぶことが適切でしょう。
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